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きのこ品種開発力と
種菌性能安定化技術

弊社の強みは優れた品種の開発力と種菌性能を安定させる技術力です。
1988 年に日本で品種登録した北研600 号という画期的な菌床しいたけ用品種がありますが、約40年経過しても弊社の性能安定化技術によって、現在でも数多くの生産者に使用されております。
また、特許技術である上面栽培をはじめ、栽培技術や開発された資機材により品質・収量ともに大幅に改善され、同時に省力化も実現いたしました。

信頼できる品質のために

北研が新品種を開発するにあたり、最も大切にしていることは、お客さまである農家さんや、きのこの生産会社様が望む形質や性質のきのこを具現化することです。

近年、栽培環境は厳しさを増しており、光熱費を始め、トレイや袋などの資材、さらに栽培のもととなるオガコなど、全体的なコストが高騰。そのため、北研特有の見た目が大きくキレイなきのこだけでなく、生産コストを抑えた環境で、安定して生産出来る品種を求められることもあります。

目に見える直接的なコスト以外にも、多くの人手を必要としない、収穫の手間が少ないきのこが欲しいというニーズも増えています。これらの具体的な声は、営業員がお客さまから直接聞き取り、私たち研究員にフィードバック。このような現場の声は、研究開発を進める上で日々参考にしています。

また、新しい品種をリリースした際には、開発担当である私も現地へ赴き、栽培のアドバイスを行いますので、お客さまから生の声を伺う機会もあります。

生産者さんが本当に求めるものを把握し、ニーズを限りなく具現化したきのこを開発すること。
それが、私たちのミッションとなっています。

開発工程

  • 交配・選抜工程
  • 品種登録
  • 種菌販売・栽培支援

しいたけをはじめ、なめこ、ひらたけ等の食用きのこ類の改良を進め、品種登録を行っています。膨大な数の交配を実施し、栽培試験による厳しい選抜をクリアした、限られた品種のみが種苗法に則った登録申請に進みます。 晴れて審査に合格した品種は「新品種」として世に出ていくことになりますが、研究所では栽培方法のマニュアルを作成したり、栽培に関する相談にのったりするなど、栽培支援をしながら品種の普及に努めています。

「きのこ類の秘めたパワーを様々な分野で活用へ」

きのこ類は、毎日の食卓に並ぶ食材としての魅力もありますが、それ以上に大きな可能性を秘めています。当社では、様々な種類のきのこの菌株を多数保有しており、それら多様なきのこ種の持つパワーをまったく新しい形で活かしていけるよう、試行錯誤しています。
例えば、きのこ類が持つ「発酵」の力を活用し、栄養価や美味しさを高めた「きのこ発酵食品」や木材の成分を分解する力を活用した「バイオ燃料」の開発を手掛けることができないか、幅広く可能性を模索しています。